0 :ハムスター速報 2022年7月20日 16:30 ID:hamusoku
負担が大きいバリウム検査は“昭和の遺物” 画像精度低く「病巣が見えない」
定期的に受診することで病気を早期に発見できる検査や検診。しかし、中には無意味どころか検査そのものが弊害を生む例もある。たとえば、胃部を検査する「バリウム検査」には懐疑的な声が多い。ときわ会常磐病院の乳腺外科医、尾崎章彦さんが指摘する。
「何よりもまず体への負担が非常に大きいことが問題です。自治体でも行われているので、きちんとした検査だと思われがちですが、実は害が大きい。放射線被ばくもありますし、バリウムの塊が腸で詰まって、腸に穴が開くケースもある。その結果、人工肛門を作ったり、最悪、死につながる可能性もあります」(尾崎さん)
住吉内科消化器内科クリニック院長の倉持章さんも言い添える。
「バリウムはいわば“昭和の遺物”。医師不足の時代に技師でも行える検査として全国で取り入れられてきた。ところががんの有無を映し出す画像の精度が低く、胃カメラの1000~1万分の1ほどしかない。検査が苦しいわりに、病巣が見えないという弱点もある。特に早期がんの段階では見つけられず、見落としも少なくありません」
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Source: ハムスター