0 :ハムスター速報 2022年8月8日 10:46 ID:hamusoku
新型コロナワクチンの副反応を心配する人は多い。最近の研究で、副反応には2つの原因があることが分かった 。これまでに行われた4万人以上の臨床試験の結果から副反応の発生状況を調べると、66.7%が注射部位の腫れや痛みを訴え、46.3%が発熱や頭痛や倦怠感などの全身症状を訴えていた。
新型コロナワクチンの副反応を心配する人は多い。最近の研究で、副反応には2つの原因があることが分かった 。これまでに行われた4万人以上の臨床試験の結果から副反応の発生状況を調べると、66.7%が注射部位の腫れや痛みを訴え、46.3%が発熱や頭痛や倦怠感などの全身症状を訴えていた。
筆者も注射部位が腫れて痛みがあった。全身症状のために接種翌日は仕事を休む人もいる。確かにワクチンの副反応はかなりの割合で起こることが分かる。
次はプラセボを投与した結果だ。プラセボとはワクチンではなく生理的食塩水なのだが、被験者にはそのことを知らせていない。すると驚いたことに、16.3%が注射部位に痛みが残ると訴え、35.2%が全身症状を訴えたのだ。何の効果もないはずの生理的食塩水でワクチンとほとんど同じ副反応が起こったのである。
ということは、ワクチンの副反応にはワクチンが直接引き起こす副反応と、ワクチンを打ったと思うことで心理的に起こる副反応の2種類があり、注射部の痛みの24.3%、全身症状のなんと76.0%が心理的な効果ということになる。
プラセボに有害作用が見られるのはワクチンだけではない。多くの試験でも見られ、これをノセボ効果と呼んでいる。
試験の前にはかならず副作用の説明をする。すると被験者は「副作用が起こるかもしれない」と不安になる。その結果、一部の被験者に実際に有害作用が起こるのだ。例えば前立腺肥大の治療を受ける前に、手術には性交渉の障害という副作用があることを説明した場合としない場合を比較すると、説明を受けた方が3倍も多く障害が現れている。
コロナワクチンの副反応に戻ると、その副反応情報は厚労省のホームページをはじめ多くの記載がある。だからほとんどの人が副反応についてよく知っていて、自分にも起こるだろうと不安に思っている。
そして実際に副反応が起こる。これこそがノセボ効果の条件なのだ。これはすべてのワクチンに共通する問題であり、副作用情報をどこまで患者に知らせるべきかという深刻な問題も提起している。
念のため筆者は「ノセボ効果だからワクチンの副作用ではない」と言っているのではないことは強調しておく。ワクチンを接種しなければノセボ効果も起こらないのだから、これは副反応である。ワクチンの直接の副反応と違うところは、ノセボ効果は心理的な手段で予防も治療もできることだ。
ノセボ効果を防ぐことができれば、コロナワクチンの副反応の全身症状は4分の1に減る。ノセボ効果を起こさないような副反応情報の伝え方の検討はすぐにでも始めるべきであろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67c031f9f93b08b0293be64479358f6cf3a8e5d8?page=4
Source: ハムスター