今年はようやく親指シフトをメインに使用するのに慣れてきて、いまは少しずつ打鍵のスピードを高めているところです。使用しているのはHappy Hacking Keyboardの日本語配列で、スペースバーの両側の変換・無変換キーがmacOSの「かな・英数」切り替えと、親指シフト用に割り当てられています。
日本語配列の場合、いくつかのキーがそのとなりにありますので、macOSのcommandキーとoptionキーに割り当てられますが、なんだか一つ余ってしまいます。また、長年使ってきた感覚で、このHHKBキーがあるあたりをoptionに使用したくなるのですよね。そんなわけもあって、この緑で囲った二つのキーをcommandにする使い方にしています。
でもそうすると、なんだかどちらを押せばいいのか落ち着かなくなります。この二つがまとめられればいいのにと思っていたら、ちょうどブログ「ネタフル」のコグレマサトさん(@kogure)が3Dプリンターでその部分のキーを自作しているという話題を耳にしました。
興味があったのでコグレさんの書き込みに反応すると、なんと一対プリントしていただいてしまいました! スパシービ!
裏側はこんな感じで、片側のキーに合わせて使います。
ただし、3Dプリンターの整形の限界もあって根本にそこまでの強度は生み出せませんので、外そうとすると折れてしまいがちなのだそうです。逆に考えると、キーボードの樹脂すごい。
実際にはめてみた様子がこちら。これなら command が一体になって、真ん中を打っても大丈夫です。欲しいものを自分で作れる時代すばらしい。3Dプリントとはいえ、キーの触れた感触は純正とさほど変わりません。ちょっとザラザラしているかな?
打ってみると、周囲と高さが微妙に違いますので慣れるまで時間がかかりそうですが立派にキーになっています。少し試しているうちに、親指が新しい場所でカット&ペーストできるようになってきます。面白い!
しばらくこれで使ってみようと思います。ありがとうございました!
Source: ライフハック