0 :ハムスター速報 2022年9月16日 11:35 ID:hamusoku
全国初の「17歳の大学生」になったが…早熟だった「物理の天才」が、いまトレーラー運転手として働くワケ
1998年、千葉大学は全国初となる「飛び入学」を実施した。合格した3人は「17歳の大学生」となり、研究者としての将来を嘱望されていた。その後、どんな人生を歩んだのか。読売新聞の人物企画「あれから」をまとめた書籍『人生はそれでも続く』(新潮新書)より、佐藤和俊さんのケースを紹介する――。
1998年1月、佐藤和俊さんの人生は、一変した。
「飛び入学 3人合格」
当時、高校2年生だった佐藤さんには、新聞の見出しが面はゆかった。
「科学技術の最先端を切り開く人材を育てたい」と、千葉大学が全国で初めて導入した飛び入学制度。「高校に2年以上在籍した特に優れた資質を持つ17歳以上の生徒」に大学の入学資格を認めるもので、中央教育審議会がこの前年6月に制度化を答申していた。
合格者3人のうちの1人に選ばれた佐藤さんは、17歳の春、「大好きな物理の勉強に没頭できる」と意気揚々と大学の門をくぐった。
あれから22年。佐藤さんは今、大型トレーラーの運転手となって、夜明けの街を疾走している。
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Source: ハムスター