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結婚にメリットを感じる男性が激減「結婚したら月3万円台の小遣いにされる」…女性が「結婚するのは金のため」男性が「結婚しないのも金のため」

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0 :ハムスター速報 2021年10月11日 16:40 ID:hamusoku
結婚のメリットの男女差
出生動向基本調査において、18-34歳の独身者を対象として「結婚の利点」「独身の利点」を聞いたものがある。ここから見える男女の違いは、それこそ結婚というものに対する男女の経済的価値観の違いを如実に表している。

全体的に、女性と比較して男性は「結婚するメリットを感じていない」もしくは「結婚するメリットが年々減っている」と考えていることがわかる。

男性が独身のままでいたいのは、「自分のためにお金を使いたい」からである。彼らは「自分のために金を使える自由」を捨ててまで、結婚をする必要性を感じない。

定期的に既婚サラリーマンのお小遣いのデータが発表されているが「結婚したら月3万円台の小遣いにされる」なんて情報を聞くと、経済的デメリットが大きすぎて、とても結婚に前向きにはなれない。しかし、それは、女性にとっても同様で、「自分の自由を奪われてまで、経済的メリットのない結婚をする必要もない」ということになる。

すなわち、女性が「結婚するのは金のため」であり、男性が「結婚しないのも金のため」ということになる。結婚に対する意識では、男も女もしょせん「お金」なんだが、その意識は相反する。

身も蓋もない言い方をすると、結婚に際して、女は「金をよこせ」、男は「金はやらん」と思っている。双方譲れないポイント(お金)がここで真っ向からぶつかっているのだから、こんな人たち同士がマッチングされるわけがない。

お金がなければ欲しいものは買えない。裕福な者は、たくさんの選択肢の中から好きなものを自由に選べるが、貧乏であれば財布の中身と相談するしかない。場合によっては、諦めるほかはない。まさに「結婚は消費」なのだ。

誰もが平等に機会を得て、自由に相手を選択できる「結婚の新自由主義」市場がもたらしたものは、一部の恋愛強者と経済力強者だけが結婚相手を選択できる「勝者総取り」の世界であり、「結婚の自己責任社会」だ。恋愛における強者と弱者の格差が拡大したのも、経済の新自由主義がもたらした結果と重なる。

結婚が一部の人たちだけの「贅沢な消費」となる時代がやってくるのかもしれない。いや、すでに来ているというべきか。

https://news.yahoo.co.jp/byline/arakawakazuhisa/20211009-00262297

Source: ハムスター

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