0 :ハムスター速報 2021年10月20日 09:07 ID:hamusoku
市営プールに忍び込んだ男女、ウォータースライダーを滑り降り柵に激突 両足を骨折し施設を訴える意向
英ハンプシャー州で夜中に大型プール施設に忍び込んだ男女が、ウォータースライダーを滑り降りて柵に激突、大けがをしたと海外ニュースサイト『Sun』『Daily Mail』などが10月8日までに報じた。
8月4日夜、同州在住の46歳女性はバーに繰り出しお酒を楽しんだという。4時間ほどバーで過ごした後、女性は44歳の男性の自宅を訪ねた。今度は男性とお酒を楽しんだという。2人(以下男女)は友人関係だそうだ。女性は4人の子どもの母親で、孫もいると伝えられている。男性の家族関係は報じられていない。男女はお酒を飲みながら近くの大型プール施設に行こうと意気投合。同日午前2時ごろプール施設へ向かった。男女はかなり酔った状態だったそうだ。
施設は閉園していたが、フェンスの下から潜り込んで侵入。男女はプールに浸かった後、チューブ型のウォータースライダーへ。女性は服を着ていたようだが、男性は裸だったそうだ。ウォータースライダーの階段入口にはチェーンがかかっていたが、鍵はかかってらず、外して階段最上部へ。女性を先頭にして男性は後ろから女性を抱き込む形で、2人一緒にウォータースライダーを滑り降りた。しかし、ウォータースライダーの出口は鉄製の柵でふさがれており2人は勢いよく鉄製の柵に激突した。
男女とも激しい痛みで動けず出血もひどく、女性の脚の骨は折れて皮膚から突き出ていたほどだった。男女はウォータースライダーをたたき、大声で助けを呼んだが、周囲には誰もいなかった。けがをしてから約2時間後、ようやく警察が男女のもとへ駆け付けたという。
警察によると、「子どもがプールで騒いでいる」と近所から通報があったそうだ。男女は病院に搬送されたが、両足ともに、足の指から脛骨までを複雑骨折しており、爪がはがれるなどひどい状態だった。命に別条はないが、再建手術は複数回に及んだという。2カ月経過した現在も、車いす生活が続いている。
男女は英テレビ局「ITV」の報道番組に車いすのまま出演。事故の体験を紹介し、注意喚起した。番組の最後に男性は、自分たちが愚かだったと認めつつも、プール施設側の安全管理不足を指摘、「プール施設側は、警備員を配置すべきだ。フェンスがあっても簡単に侵入できた。安全管理が不十分で、法的措置をとる予定だ」と話した。
大衆紙Daily Mailは、プール施設を運営する市の管理委員会に問い合わせたが、「現在調査中の案件」として回答を拒否したという。
Source: ハムスター