ベルギーの20歳の大学生が、調理してから5日経ったパスタを食べて死亡した……。
報告書によると、常温保存で5日も経ったパスタを食べてしまった彼は「いつもと味が違う」と感じたそうだが、パスタに新しいブランドのソースを使ったため料理に異変が起きていると思わず、そのまま食べ続けたという。翌日になると、吐き気、腹痛、頭痛に見舞われ、最後は下痢と嘔吐を繰り返すことになった。翌朝、起きてこないのを不信に思った両親が様子を見に行くと、ベッドの中で亡くなっている彼を見つけたのだった。
報告が相次ぐ「チャーハン症候群」
彼が食べたパスタの残りは食品感染研究所に送られ、解析された。その結果、大量のセレウス菌が検出されたそうだ。セレウス菌は有毒な毒素を排出する食中毒のもと。1970年代に、チャーハンを食べた人からこの菌がイギリスで発見され、その後も欧米各国で同様の事例が報告されている。チャーハンやパスタが原因となる事例が多く、通称「チャーハン症候群」と呼ばれているのだ。この大学生は、解剖の結果、パスタを食べてから約10時間後に亡くなったと推定されている。解剖が行われたのが遅かったことから正確な死因は特定されなかったものの、肝臓の機能不全に陥っていた可能性があると報告されている。
セレウス菌は熱に強く、一度感染が広がった食品を再加熱しても、菌が死滅するわけではないことも要注意だ。
ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/50798f244512ccaaa1ce43674e10347433f0a77e
味覚障害か!
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Source: ハムスター