Bufferといえば、SNS投稿のためのツールとして有名な老舗ですが、料金体系が変わったあたりからちょっと値段が高いこともあって利用していませんでした。
とはいえ、ここ数ヶ月でBufer が新興のツイッター型 SNS である Threads や Bluesky にも対応したという話題を聞いて久しぶりに利用してみたところ、新しい機能も整備されていて非常に便利になっているのに驚きました。
そこで、Bluesky 対応なども含めてご紹介しておこうと思います。
Bluesky の接続
ThreadsとBufferを接続するのは単純に画面の支持に従うだけでよいのですが、Blueskyはアプリパスワードを設定しなければいけないのでひと手間かかります。
いつものように、BufferとSNSをつなぐために「Connect Channel」のリンクをクリックし、Bluskyを選択すると、アプリのパスワードの入力を求められます。
これはBlueskyそのもののパスワードではなく、Bufferとの接続のためだけに作ったアプリ特有のパスワードですね。
そこで、Blueskyのウェブ版から、設定→高度な設定、と進むとアプリパスワードを設定する項目がありますので、こちらから Buffer 専用のアプリパスワードを取得します。これをBuffer側に入力すれば、接続は完了です。
SNSごとにカスタマイズも、連続投稿も
Bufferは、その名の通り投稿をバッファのようにためておいて、あらかじめ設定した時間に自動投稿するためのツールですが、作成した投稿をすぐに送信することも可能ですので、XやThreadsのアプリのように使うこともできます。
たとえば X、Threads、Mastodonに投稿するときには、上のアイコンをクリックして有効にしておけばすべてに送信が行われます。画像もすべてBufferがやってくれますのでたいへん楽です。
それぞれのチャンネルについて若干のカスタマイズをすることもできます。文章を書いたあとで X にはそれ専用の文章を追加したりできるわけです。
また、X と Threads に関しては一つの投稿を複数に分割する機能もあります。それぞれの分割された投稿に画像を添付することもできます。
たとえば長い投稿を用意しておいて、XとThreadsに関しては連続投稿で、長文が投稿できる Mastodon はそのままに、といったことができるわけです。
昔はなかった機能だと思うのですが、これはいいですね。
ネックとなるのはコスト。やはり高い!
これだけ便利なBufferですが、3つまでのチャンネルならば機能限定で無料、4つ目のチャンネルからは4つ分の料金がかかってしまうところがなかなか厳しいところがあります。
たとえば X、Threads、Mastodon、Bluesky 全部に投稿するとなると月額 $6 x 4 = 24 ドル、いまのレートで3500円! これは個人には難しいですね…。
ですので、BufferはどうしてもFreeの3チャンネルまでの利用になってしまい、それもいつ条件がかわるかわからないというリスクが伴いがちになります。
たとえば 4-5 チャンネルで月10ドルのティアなどがあれば、ライト層はとてもありがたいと思うのですが、こういう使い方をするひとはそこまでいないのかもしれませんね。
そんなこともありますので、しばらくは、X、Threads、Mastodonをベースに利用してみようかと思います。
Source: ライフハック