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【新しい資本主義】三井物産会長「終身雇用や定年を見直せ」「日本は雇用をあまりに重視しすぎている」

0 :ハムスター速報 2021年12月13日 12:57 ID:hamusoku
新資本主義、人材流動化で成長促せ 三井物産・安永氏

――「新しい資本主義」に必要な論点は何だと考えますか。

「分配の前にまず成長ありきだが、今までのやり方を踏襲していては好循環にならない。成長するために何が足りなかったのかをしっかりと振り返る視点が欠かせない。日本はこの30年、すでに成長が止まっている」

「変えるのに必要なのは労働力の移動を促す仕組みの整備だ。デジタル化が進めばより少ない人数で既存の仕事を回せる。新しいことにトライする社員が出ない限り余剰人員が生まれてしまう。かつて日本は雇用をあまりに重視しすぎて、社会全体から見た最適の成長機会を追求しきれていなかった」

――終身雇用や定年制を含めた働き方の見直しも焦点です。

「終身雇用という仕組みがあるがゆえに、社員一人ひとりが若い時期から人生設計を描くことをしなくても済む社会になっていた。就職というより『就社』の感覚で、一度入ってしまえば後はその組織任せだった」

「社内外の垣根を低くし、中途採用を積極化すると常に競争環境が生まれる。社内の仕組みがよく分かっていることより、自分の生きがいややりたい仕事を見つけられるかどうかの方が大事になる。そういう世界になると社員の年齢や、どのタイミングで定年を区切るかといった議論はあまり意味がなくなっていく」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA11D360R11C21A1000000/
Source: ハムスター

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