0 :ハムスター速報 2022年3月10日 09:00 ID:hamusoku
宮迫博之『牛宮城』外国産ハラミを“和牛”として提供…「国産じゃないのか」
元『雨上がり決死隊』宮迫博之がプロデュースした東京・渋谷の焼肉店『牛宮城』が、外国産ハラミを〝和牛〟として提供。ネット上で物議を醸している。
きっかけは、リラクゼーション店『りらくる』の創業者だというユーチューバーの動画だった。
その動画は『りらくる創業者が牛宮城の実態を丸裸にします』というタイトルで、従業員の女性が3500円の『宮迫ハラミ(塩ハラミ)』を提供する際、「こちら外国産のハラミなんですけども、宮迫さんが塩ダレがスゴくお好きで、試行錯誤しながら作った塩ダレにあえてあります」と説明している。
しかし、この案内がネット民の混乱を招いてしまったようだ。
「同店では30カ月以上肥育されたA5雌牛の和牛を使用していると謳っており、『宮迫ハラミ』も『3日間かけて旨味を凝縮した塩タレと厳選和牛特選ハラミの抜群の相性をお楽しみください』との記載があります。しかし、『農林水産省』のホームページによると、和牛というのは肥育期間などに関係なく、牛の品種に着目した区分のこと。黒毛和種・褐毛和種・無角和種・日本短角種の4品種と、それらの交雑種のことを指し、それ以外は『和牛』と表示することができないという決まりがあります。外国産のものであれば〝WAGYU〟というものも存在し、現在は東南アジア諸国の高級レストランで提供されていますね。もっとも霜降り肉などは、まだまだ国産の和牛には及ばないため、比較的リーズナブルな価格の焼肉店などで提供されることも多いです」(食品ジャーナリスト)
『宮迫ハラミ』の表記と価格にツッコミ
外国産と判明した「宮迫ハラミ」に対して、ネット上からは
《馬脚を現すの早すぎじゃないか。「WAGYU」って表記したら品質落とすからいやだったのかな?》《外国産の和牛だぞ。普通にありえる》
《外国産の和牛ということだろうけど、確かにわかりにくいよね》
《海外育ちのWAGYUだろ。格安焼肉店によくあるやつだな》
《なんだ、国産和牛じゃないんだ。だったら3500円は高すぎるよ。ぼったくり》
《和牛は品種のことだから海外産のこともある。何も問題ない》
《国産じゃない和牛だと普通この値段じゃないんだよなあ》
など、さまざまな意見が上がっている。
ジェトロ(日本貿易振興機構)の公式ホームページには、《1970年代から90年代にかけて、和牛の遺伝資源がオーストラリアやアメリカなどに持ち込まれ育てられたことにより、外国産の「WAGYU」が海外で出回るようになりました。これらの牛肉は、日本で生まれ育った和牛とは飼育環境や品質などが異なります。外国産のものを逆輸入して日本で「和牛」として販売することはできません》という記載も…。
「牛宮城」が外国産のWAGYUを提供していること自体に問題があるわけではなさそうが、今回のような誤解を回避するためにも、〝和牛〟ではなく〝WAGYU〟と表記すべきだったのではないだろうか。
https://news.nifty.com/article/entame/showbizd/12156-1512760/
Source: ハムスター