0 :ハムスター速報 2022年8月19日 09:25 ID:hamusoku
時速194kmでの死亡事故、大分地検は「過失」と判断
事故は、2021年2月9日午後11時頃、大分市里の片側3車線の道路で発生しました。乗用車で直進していた少年(当時19)は、法定速度60キロの道を194キロで走行中、交差点で右折しようとしていた対向車に衝突。対向車は約90メートル飛ばされ、運転していた小柳憲さん(50)が死亡、少年が重傷を負ったのです。
事故から1年半後、大分地検は『衝突するまでまっすぐ走れているので、直線道路での走行は制御できていた』として、『危険運転致死罪には当たらない』と判断。少年を、より罪の軽い『過失運転致死罪』で起訴したのです。
大分地検のこの判断には、
『超高速で真っ直ぐ走れるのは自動車の能力であり、決してドライバーが制御していたわけではない』
『時速100キロを越えてもアクセルを踏み続けたのは自分の意志(故意)。危険運転致死傷罪は何のためにあるのか?』
といった多くの疑問の声が寄せられ、SNS上にも同様の批判が次々と書き込まれました。
亡くなった小柳さんの遺族を支援している「ピアサポート大分絆の会」メンバーは、こう訴えます。
「地元紙の報道によると、加害少年は『どれだけスピードが出るか試したかった。過去にもスピードを出したことがある』と供述しています。これは『過失』などではなく『故意』です。我々は、地元民だからできるタイムリーなサポートは何かと考え、事故現場を実際に走行して撮影しシュミレーション動画を作成しました。194キロという速度をぜひこの目で見て、事故状況を察していただければと思います」
亡くなった小柳さんの遺族を支援している「ピアサポート大分絆の会」メンバーは、こう訴えます。
「地元紙の報道によると、加害少年は『どれだけスピードが出るか試したかった。過去にもスピードを出したことがある』と供述しています。これは『過失』などではなく『故意』です。我々は、地元民だからできるタイムリーなサポートは何かと考え、事故現場を実際に走行して撮影しシュミレーション動画を作成しました。194キロという速度をぜひこの目で見て、事故状況を察していただければと思います」
動画1<暴走加害者からの見え方>
(作成/いずれもピアサポート大分絆の会)動画2<被害者からの加害車の見え方>
ちなみに、時速60キロで走行する車は2秒で約33メートル進みますが、時速190キロになると、2秒で107メートル進みます。
事故現場は法定速度60キロの道ですから、一般のドライバーは、対向車のライトが交差点から100メートル以上離れていれば、通常は安全に右折できると判断するはずです。つまり、194キロという猛スピードで対向車が近づいてくることを予測するのは、極めて困難だと言えるでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/byline/yanagiharamika/20220819-00310926
Source: ハムスター