0 :ハムスター速報 2022年1月17日 08:49 ID:hamusoku
「エンデミック」欧州で検討
コロナ危機レベル「インフル並み」に WHOは警戒継続訴え
欧州で新型コロナウイルスの危機レベルに関し、インフルエンザのように特定の地域で普段から繰り返し発生する状態を示す「エンデミック」に引き下げる検討が始まった。ワクチンが普及し、オミクロン型の重症化率が低いことから、社会を正常に近づけるとの考え方だ。
スペインのダリアス保健相は12日、「コロナの監視体制を見直す必要がある」と語った。感染の全件把握や、軽い症状の人への検査をやめることを検討している。国を挙げての全件検査をやめれば、医療関係者の負担も大きく下がる。感染者や濃厚接触者の長期間の隔離が不要になれば、多数の病欠によって社会機能がマヒする懸念も小さくなる。
同国ではワクチン接種率が8割を超え、オミクロン型の毒性は低いとの研究が相次いでいる。サンチェス首相は10日、現地メディアの取材に「次の段階はコロナをインフルエンザのようにとらえることだ。コロナがパンデミック(世界的流行)からエンデミックの病気に変わったか評価する必要がある」と語り、欧州連合(EU)全体での議論を呼びかけた。
オミクロン型の感染が年明けにかけて急速に広がった英国では感染者が増えても人工呼吸器が必要な患者数は昨年夏から変わらず、死者数(死亡診断書に記載があるケース)は増えていない。13日には感染者の隔離期間を5日に短縮した。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO79261750V10C22A1EA3000/
Source: ハムスター